生存率5%の事業承継で失敗しないために、家族経営の強みを活かして、永続させる仕組みのフレームワークをご紹介します。
※家族経営の会社社長/後継社長の方向けのレポートになります。
といった言葉があるように、家族経営が世代を超えて繁栄し続けるのは非常に難しいとされています。
事実、1代目から2代目に無事に移行できるのは30%だけ、2代目から3代目に移行できるのは、15%だけ、4代目となるとその確率は5%まで下がる、という統計データもあります。
日本企業の大半は家族経営です。また、日本には世界的に見ても長寿企業が多いですが、その大半は家族経営なのです。こういった事実にも関わらず、家族経営の会社に対する社員や世間からの視線は冷たいものがあります。
上記はグーグルで検索されたキーワードと回数です。これを見ても、「家族経営」というだけでも世間や求職者からのイメージは良くないことがわかります。
今見たように、家族経営の存続率は低く、家族経営の会社が起こす不祥事は週刊誌のネタとして取り上げられ、そこで働く社員や求職者からもあまり評判がよろしくないようです。
それは公私混同や社長の独裁、家族の優遇など、家族経営の悪い面が表面上に出てしまっているからです。
しかし一方、実はその強みを活かせば非常に強固な経営が可能になります。
実際、日本最大の会社、トヨタも家族経営です。旅館・ホテル業界で成長を続ける星野リゾートやスーパーゼネコン竹中工務店も家族経営です。世界的に見れば、カーギル(世界最大の穀物メジャー)、ウォルマート(世界最大級の小売店)、ミシュラン等、名だたる会社も実は家族経営なのです。
こういった会社は、家族経営の強みを上手く活かすことで持続成長する仕組みを創り上げています。
そこで本ガイドブックでは、家族経営の強みを活かし、世代を超えて繁栄する仕組みづくりについてご紹介していきます。
一般財団法人日本アントレプレナー学会 代表理事
大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。海外の経営ノウハウをリサーチし続け、世界No.1(米INC誌による)の起業・経営の権威、マイケルE.ガーバーと出会い、同氏の講座「ドリーミングルーム」を日本で初開催し、10年以上にわたり学びを受け続ける。また、同氏の認定ファシリテーターを世界最多の20人以上輩出(現在、認定制度とドリーミングルームは終了)。現在は、日本企業をワールドクラスカンパニー®にするための支援活動に力を注いでいる。
和魂洋才で日本企業をワールドクラスカンパニーに
1人の会社か3,000人の会社かというのは問題ではない。
世界に通用する方法で取り組む決意をすることが大切なのだ。マイケルE.ガーバー(「はじめの一歩を踏み出そう」著者)
これまでの活動の一部
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