創業当時から明確なビジョンを持ってスタートする会社は稀です。いまは成長企業であっても、最初は暗中模索、目の前の仕事に集中していただけということもあります。
ただ、その中でも一部の会社は、ビジョンといえるものを発見し、突き進んだ結果、成長企業へと変貌していきます。
多くの中小企業がビジョンを作れない理由としては、
・ビジョンとは何か?をいまいち理解していない。
⇒理念や目標といったものとごっちゃになっている。
・ビジョンを考える時間的余裕がない。
⇒目の前の仕事で毎日が終わり、長期的なことを考えている暇がない。
・ビジョンの作り方を知らない。
⇒誰も教えてくれないし、自分以外に考えてくれない。
などが挙げられます。
実は、経営者の方がビジョンを作れないのは、もっともなことなのです。
なぜなら、残念ながら、世の中のビジネス書では、ビジョンの大切さを説くものは多いものの、実際 にビジョンをどう作るか?を教えてくれるものがないからです。
おまけに、ビジョンを社員に考えてもらうことはできないので、誰もビジョン作りをサポートしてくれる人がいないという経営者がほとんどなのです。