いま、多くのコンサルタントは”集客の自動化”をしましょう、というような提案をしています。自動的にお客さんがやってきたらそれほど良いことはありませんね。実際に、その言葉につられて一生懸命集客に取り組んでいる方もいるかもしれません。
この集客の仕組み化というのは簡単にいえば、
・広告やSEOでリード(潜在顧客)を獲得し、
・ステップメールなどで潜在顧客を見込み顧客へと転換し、
・セールスレターやウェブセミナーで顧客へと転換する、
ということです。これらは一回セットアップすれば、ほとんど手間をかけることなく運営できるため、集客が自動化できる、というのが彼らの理論です。
この理論は基本中の基本であり、ウェブマーケティングを少し知っている人ならば、誰でも知っている話です。
要は教科書に載っているようなことなのです。教科書を見たところで難関校に入れないのと同じで、この理論を知ったところでほとんどの人は集客の自動化など実現不可能です。
そもそも集客の自動化を謡っている人たち自身、働く時間のほとんどを集客に使っています。自動化どころではありません。
本当の意味で、働く時間を減らしながら収益アップするために必要なことは、ビジネス全体を新しく設計しなおすことです。